マスクをしすぎると、口呼吸になってしまう!?

 

 

 

 

 

 

最近は、マスクをしている人を本当に多く見かけるようになりました。

 

今は夏ですが、夏でもマスクをしている方、結構おられますね。

 

マスクをするのが当たり前の時代となっています。

 

日本に来た外国人は、日本人がみんなマスクをしていることにとても驚くそうです。

 

 

 

 

咳やくしゃみをする人がマスクをすると、

 

風邪やインフルエンザ患者は1回の咳で約10万個、1回のくしゃみで約200万個のウイルスを放出すると言われていますので、

 

これらを含んだしぶきによる周囲の汚染を減少させることができます。

 

 

 

ただ、風邪やインフルエンザに罹らないために予防的にマスクをつけるのは、その効果は限定的とされています。

 

なぜなら、顔とマスクとの間に隙間がありウイルスを含んだ飛沫の吸入を100%防ぐことはできないからです。

 

 

また、ウイルス自体の粒子径は0.1~0.2μmですが、

 

咳やくしゃみではウイルスに水分やほこりが付着し粒子径は5μm以上とやや大きくなるためすぐに短い距離に落下し、

空間をただようことはないからです。

 

 

 

風邪とか花粉症でなくても、マスクをされている方も多いですね。

 

ファッションのような感覚で使っておられる方も多いのではないでしょうか。

 

 

 

ただ、マスクをしすぎていると、

 

口呼吸を誘発してしまいます。

 

 

 

なぜなら、マスクの繊維が空気の通りを遮るので、

 

鼻だけでは呼吸が苦しくなり、口を開いて呼吸することになるからです。

 

 

 

なので、風邪を引いた時などはマスクをした方がいいですが、

 

普段からマスクを着用し続けることはあまりお勧めいたしません。

 

 

 

マスクをしなくても、

人間には「天然のマスク」が備わっています

 

 

それは、「鼻」です。

 

 

 

次回は、その「天然のマスク」についてお伝えします(^^)

 

 

 

(有野台薬品 井上満弘)