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第6の栄養素って何かご存知ですか?

 

 

3大栄養素といえば、

 

 

・炭水化物

 


・タンパク質

 


・脂質

 


です。

 


人間の身体になくてはならない栄養素のうち、

 


特に重要なものと位置付けられるので、

 


「3大栄養素」と呼んでいます。

 

 

 

そして、3大栄養素に比べれば身体に必要とされる量が少ないという違いがありますが、

 


・ビタミン

 


・ミネラル

 


を加えたものを「5大栄養素」と呼んでいます。

 

 

 

 


さらに、

 


炭水化物は、糖質と食物繊維の総称なのですが、

 


食物繊維は昔は、消化吸収されずに排泄されるだけの「食べ物のカス」と思われていたのが、

 


健全な排便や有害物質の排出に欠かせないもので腸内環境にも影響を与える重要な栄養素だと

 


いうことがわかるようになり、

 


炭水化物を糖質と食物繊維を別々にして、

 


・食物繊維

 


第6の栄養素として加え、

 


「6大栄養素」と言うようになりました。

 

 

 

 


食物繊維のおもな働きとして挙げられるのが、

 


コレステロールや糖の吸収を抑制したり、

 


排便を促進したりすることですが、

 


何よりも重要なのが

 


腸内細菌のエサとなり、腸内環境を整えることです。

 

 

 

 


食物繊維というエサを腸内細菌にふんだんに与えると、

 


腸内細菌は着実に働きを高め、

 


短鎖脂肪酸をつくるようになります。

 

 

 

 


この短鎖脂肪酸が多くなると、

 


腸内環境が整えられ、腸粘膜の機能もぐっと高まってきます。

 


また、腸粘膜から吸収された短鎖脂肪酸は、

 


血液中に入り、体中を回って、炎症を抑えるのに役立ったり、

 


肥満や糖尿病を防ぐ立役者になったりと、

 


腸だけでなく体のあちこちで活躍してくれます。

 


アレルギーや自己免疫疾患など様々な病気を防ぐことにつながるのです。

 

 

 

 

腸内環境が良くなることで漢方薬の吸収、効き目がよくなることも確認されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食生活の欧米化・ファーストフード化が進んだ現代の日本人は

 


食物繊維は不足しがちです。

 


日本人が元来食べてきた和食には食物繊維が豊富ですので、

 


やはり私たちは和食を食べるべきなのです。

 

 

 

 


ぜひとも、日本の伝統料理、発酵食品、

 


野菜や海藻や豆類、キノコ類など

 


バランスよく食べることを心がけましょう。

 

 

 

 

なかなか食事が難しい場合は、

 

 

当店では、大麦若葉やスピルリナなどを配合して

 


水溶性食物繊維も不溶性食物繊維も豊富な健康食品

 


ありますので、

 


そちらをお役立てください。

 

 

 

 

 

実は、近年、さらに第7の栄養素が加わり、

 


「7大栄養素」

 


になります。

 


次回は第7の栄養素について書きたいと思います。

 

 

 

(有野台薬品 井上満弘)