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牛乳を飲んではいけない人とは?

※YouTubeで以前お話しした「牛乳を飲んではいけない人とは?」を文章で書きます。

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世の中「体にいい」と言われているものはいろいろありますが、誰にでも体にいいというわけではないんですね。

 

以前は「ヨーグルトを食べてはいけない人」についてお話ししましたが、今回は「牛乳を飲んではいけない人」についてお話しさせて頂こうと思います。

 

それと、牛乳を飲めば骨が強くなると思っている方が多いと思いますが、実は骨は弱くなってしまう…というお話もさせて頂きたいと思います。よろしくお願いします。

 

 

牛乳って、おそらくほとんどの方が子供の頃から体にいいものとして当たり前のように飲んでいるんじゃないでしょうか?

 

確かにタンパク質とかビタミンとかミネラルとか多く含まれていて、栄養価の高い優れた食品ではあるんですが、体質的に合う合わないがやはりあります。

 

実は私たち日本人は体質的に合わない人が圧倒的に多いんですね

 

牛乳を消化・分解する酵素をもっていない人が多いということなんです。

 

日本人の85%がその酵素を遺伝的に持っていないと言われています。

 

狩猟民族で肉とか乳製品を食べてきた欧米人は、肉とか乳製品を消化するための消化酵素がたくさん出るような体質になったのに対して、

農耕民族で肉とか乳製品はあまり食べず、植物性の食べ物が中心だった日本人は、肉とか乳製品を消化するための消化酵素が少ないというのは、

当然といえば当然のことなんですね。

 

でも、消化酵素に関わらず、牛乳自体、高カロリーで濃厚な飲みものになりますので、消化しづらくて胃腸にかなり負担がかかります。

 

さらに、牛乳は皆さんだいたい冷えた牛乳をガブガブのみますよね。

胃腸が冷えて弱ってしまいますね。

 

胃腸が弱ってしまいますし、消化しづらいわけですから、十分に消化できていない牛乳のタンパクが侵入してきて、それがアレルギーとか炎症をおこすもとになってしまうということになるんですね。

 

なので、アレルギー疾患をもっているような方(花粉症、アレルギー性鼻炎、ぜんそく、アトピー等)は、特に牛乳は控えて頂いた方がいいですね。

 

 

漢方的には牛乳は潤す作用があるんですが、余分な水をもたせてしまったりとか、体を冷やしてしまったりする作用もありますので、

 

その他、特に牛乳を飲まない方がいい人としては、

 

• 冷えてる人 → 牛乳をのみすぎると体はさらに冷えてしまいます

• むくみがある人 → 牛乳をのみすぎると余分な水がたまってむくんでしまいます

• おなかが弱い人 → 牛乳をのみすぎるとおなかがゆるくなったり、おなかが弱ってしまいます。

 

そういった方は特に牛乳は控えて頂いた方がいいですね。

 

 

そもそも牛乳っていうのは、人間が飲むものではなくて、子牛が大きくなるために飲むものですよね。

 

なので、子供が飲んだら背がのびて大きく変わるかもしれないですけど、

大人が毎日ガブガブのんでいたら、むくんで大きくなるということになってしまうんです。

 

他の動物の肉を食べる動物はたくさんいますけど、他の動物のお乳を飲む動物っているでしょうか? 

 

不自然な行為であるわけなんです。

 

それから、さらに言ってしまうと、牛乳は製造されて市場に出る過程でかなり不自然なものも使っています。

 

牛さんのお乳の出をよくするためにホルモン剤注射をしています。

あれだけたくさんの牛乳が毎日売られているわけですから、たくさんお乳を出させないといけないんですね。

 

それから、牛さんが病気にならないように日常的に抗生物質も与えられています。

なので、その牛さんからしぼり取られた牛乳っていうのは、かなり不自然なものも含まれているわけなんです。

 

 

 

それから最後の話になりますが、

 

「カルシウムが豊富な牛乳を飲むと骨が強くなる」と思っている人が多いかもしれませんが、実は逆なんですね。

 

牛乳を飲みすぎていると、骨は弱くなってしまうんです。

 

牛乳はCa(カルシウム)を多く含んでますけど、P(リン)も多く含んでるんですね。

 

CaとPは 2:1の割合で吸収されるんですが、

 

人間の母乳は Ca:P = 2:1 で含まれていて、

 

牛乳は 1:1 で含まれているんですね。

 

人間の母乳に比べて牛乳はCaが足りないわけですので、これをどう補うと思いますでしょうか?

 

実は、足りない分は骨からCaを溶かし出して持ってくるわけなんですね

 

骨を補うつもりが、逆に骨を溶かしてしまうということなんです。

 

実際、牛乳をたくさん飲んでいる世界4大酪農国は、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)になっている人が非常に多いんですね。

 

というわけで、牛乳を飲みすぎていると、逆に骨は弱くなってしまうということなんです。

 

ま、もともと牛乳はGHQの政策によって戦後日本に輸入されるようになって、体にいいものとして植えつけられてしまいました。

食生活の欧米化によって、日本人はさまざまな生活習慣病やアレルギー性疾患が出るようになりましたが、牛乳もまたその一因であると思います。

 

というわけで、牛乳をやめて温かいのみものを飲む習慣に変えるだけでも、体調はちょっと違ってくるかもしれません。

ぜひやってみて下さい。

 

それでは、今回のお話は以上となります。

 

 

(有野台薬品・漢方健康薬剤師 井上満弘)