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今日は「小満」~酸素をしっかりとり入れよう~

 

 

今日5月21日は、二十四節気のうちの一つ、「小満」(しょうまん)です。

 

 

暦の上では、陽気もよくなり、草木なども次第に生い茂ってくる季とされています。

 

 

小満というのは、麦などの夏の収穫を迎えた作物の実がふくらんできて、しかしいまだ成熟には至らずという意味です。

 

麦が穂をつけて、ほっと一安心(=少し満足)という意味もあります。

 

 

 

 

だんだんと気温が上がってきて、湿度もだんだんと上がってきます。

 

 

 

 

湿度が高くなると、空気中の酸素量は少なくなってきます。

 

梅雨時がいちばん酸素量が少なくなります。

 

 

 

 

酸素が不足すると、仕事の能率が落ちたりミスが増えたりしてしまいますし、

 

全身の細胞に酸素が充分に行き届かなくなりますので、

 

 

痛みが出たり、体の中で様々な弊害も起こりやすくなります。

 

 

 

 

 

「はたらく細胞」という映画がとても面白かったのですが、

 

赤血球が酸素を全身37兆個の細胞に届ける様子が面白おかしく描かれていて、

 

酸素の重要性が非常に理解できます。

 

是非ご覧になってみて下さい。

 

 

 

 

 

普段から意識して大きな呼吸して、酸素をとり入れることを心がけましょう。

 

 

 

 

呼吸は吐くほうが先です。

 

出してからじゃないと、新しい空気が入れません。

 

まずゆっくり息を吐き出してから、吸いましょう。

 

 

 

 

暑くなってきて、体内に熱もこもりやすくなってきますので、

 

身体を動かし適度に汗をかいて、体内の熱を外に発散することも心がけてくださいね。

 

 

 

 

 

 

(有野台薬品・漢方健康薬剤師 井上満弘)