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「漢方はやっぱり煎じ薬のほうがいいのですか?」
というご質問をよくお受けします。
確かに煎じ薬は、生薬をそのまま煮出しますし、その人に合わせて細かく調整できる良さっていうのはあります。
ただ、煎じて飲むという、飲むのにかなり手間がかかりますし、
においとか味が強くて飲みにくかったり、
それと費用も高めになるので、
毎日続けて飲むとなると、結構大変だったりします。
一方で、今よく使われている漢方の顆粒とか、錠剤とか液体のタイプっていうのは、
煎じ薬に比べると飲みやすいですし、毎日続けやすいっていう良さがあります。
あと、携帯もしやすいですね。
その人の体質とか状態に合わせて使ったり、
他のものと組み合わせて使ったりすることで、
煎じ薬以上の効果が期待できるものもたくさんあります。
ただ、メーカーによって効果も違ってきたりします。
メーカーによって作り方も違いますし、原料の質も違ってきますので、
やっぱりこだわって作っている品質の良いものを飲んでいただいたほうが効果はやっぱり良いですね。
というわけで、
どちらも一長一短あるわけなんですけども、
大切なのは、ご本人の体質や状態に合ったもの、そして品質の良いものを、
無理なく続けられる形で服用することです。
急性病に対しての漢方は短い期間の服用になりますけども、
慢性病や体質改善に対しての漢方は長期間続けて服用することが多いですので、
やはり無理なく続けられるものをおすすめします。
ですので、当店では煎じ薬はやっていません。
その方に合った、品質の良い、顆粒や錠剤や液体になったものをお選びしておすすめさせていただいています。
その方が元気で健康になっていただくためのお手伝いをさせていただきますので、是非ご相談ください。
(有野台薬品・漢方健康薬剤師 井上満弘)