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今日は「雨水」

今日2月19日からは二十四節気のうちの一つ、「雨水」(うすい)です。

 

 

※二十四節気とは、1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたもの、つまり1年を24等分したものになります。二十四節気を知っておくとより繊細に季節の移り変わりを感じることができます。一年の自然の移ろいを把握し、季節に合った生活養生をするというのも東洋医学のとても大事な考え方です。

 

 

雪は雨となり、氷も溶けて水となるという時季で、

雨水がぬるみ、草木も芽を出し始める頃とされています。

 

昔から、農耕の準備を始める目安とされてきました。

 

ただ、実際にはまだまだ非常に寒さが厳しいように本格的な春にはまだ遠く、

 

三寒四温を繰り返しながら春に向かっていきます。

 

 

三寒四温とは、3日寒ければ4日暖かいといったように、これを繰り返すことです。

 

 

寒暖差が激しい時期になりますので、くれぐれも体調管理にお気をつけください。

 

温度に合わせた服装選びも重要です。

 

 

 

 

 

 

 

晴れた日の日中の陽ざしの強さは春を感じます。

 

 

 

暖かい日が増えてくると、花粉症の辛い症状や下記の春に特徴的な不調を感じる人が増えてきます。

 

 

 

【暖かくなり出すと起こりやすい不調】

 

・目が渇いて疲れる

 

・頭痛がよく起こる

 

・吹き出物が顔に出てきた

 

・口や喉がよく渇く

 

・何だかイライラする

 

・やたらお腹が空いて食べ過ぎてしまう

 

・お腹にガスが溜まりやすい

 

・足の冷えやむくみが気になる

 

・生理痛がいつもよりひどい

 

 

 

 

 

このような不調が現れるには、共通した体の状態があります。

 

 

その体の状態というのは、「上熱下寒」です。

 

 

 

冬に足元へしまわれていた「気」は、自然の芽吹きと同じく、下から上へと伸びようとしています。

 

 

暖かくなってくる春は、「気」が上へ上へ上がっていこうとするのです。

 

 

 

 

 

 

 

でも、暖かくなってきても、こういった症状が出る人と出ない人がいます。

 

 

 

 

その違いというのは、

 

 

「体内のサーキュレーターをちゃんと使えているかどうか」

 

 

です。

 

 

 

この時期に上記のような不調が出る人は、

 

まるでエアコンで室内を暖める時にサーキュレーターを使わないのと同じ状態が体内で起こっています。

 

 

 

つまり、

 

体内の「気」が上半身に持ち上げられて上部に熱が溜まり、

 

体内のサーキュレーターを使えていないことで陰である体内の「水」が下半身に溜まって冷える

 

という状態です。

 

 

 

特に1日中、座りっぱなしのデスクワークの方に、この症状が出やすく、

 

ズボンが窮屈になって何だか下半身太りが気になるという人も増えます。

 

 

 

暖かくなるにしたがって冬に閉じていた心と体を少しずつ開き、

 

体内のサーキュレーターを使う意識を持つことで、

 

これらの不調が解消されます。

 

 

 

 

 

では、この「体内のサーキュレーター」とは、何のことでしょうか?

 

 

 

それは、「気の巡り」です。

 

 

体内の「気」は、しっかりと呼吸をしたり、体を動かすこと、さらには、気持ちが伸び伸びしていることで、

 

体内をスムーズに巡ります。

 

 

でも、やらなくてはいけないことばかりになって気忙しいと、

 

呼吸が浅くなったり、無意識で体に力が入って体内の「気」の巡りが悪くなります。

 

そうなると、巡りが悪くなっている体内の「気」が春になって上半身に持ち上げられてしまうのです。

 

 

 

 

 

 

暖かくなり出したら、体内の「気」を循環させるための呼吸を意識しながら

 

ウォーキングしたり、呼吸を意識するヨガや体操で体を動かして行くことが必要です。

 

 

深呼吸や腹式呼吸など、大きく深い呼吸も意識して行いましょう。

 

 

また、春は気の流れをよくするために体を締めつけないゆったりした洋服選びが大切です。

 

 

 

心の面では、やらなければならない事ばかりに焦点をあてるのではなく、

 

時にはのびのびとしたゆったりとした気持ちで過ごす時間も必要です。

 

 

 

 

 

気の巡りを良くしたり、心と体をリラックスさせてくれる漢方薬もお役に立ちます。

 

お気軽にご相談ください(^^)

 

 

(有野台薬品・漢方健康薬剤師 井上満弘)